防己黄耆湯は、防風通聖散と同じく肥満症の人に飲まれている漢方薬。

色白で筋肉がなく、ぽっちゃりとしている水太りの人に効果があると言われている。

今回は、防己黄耆湯はどういうものなのか、調べてみたのだ。

防己黄耆湯とは?

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、防已・黄耆の2つの生薬の名をとった漢方薬

中国の医書である「金匱要略(きんきようりゃく)」という漢方の古典にも載っている。

筋肉が少なく、水太りの肥満症の人に処方されることが多いのだ。

防己黄耆湯の効果は、水太りタイプにオススメ

主な効果としては、肥満にともなう関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(水太りタイプ)に良いとされている。

たくさん食べないのに太っている人やブヨブヨとしたお腹の人にオススメだ。

成分は何が入っているの?

防已(ぼうい)、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)の6種類の生薬が含まれている。

この6種類は、水太りや肥満症に効果がある成分。

消化吸収を補いながら、余分な水分を排出して、全身の機能を高めるのだ。

防己黄耆湯の副作用

用量や用法をきちんと守らなかったり、体質に合わなかったりすると副作用がでることがあるので注意して欲しい。

発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感が起こる可能性がある。

また配合生薬の「甘草」の大量服用によって、むくみや血圧の上昇を感じることがあって、「偽アルドステロン症」という症状名で呼ばれている。

また、ごくまれに、間質性肺炎、ミオパチー、肝機能障害といった重い副作用がでる場合があるのだ。

副作用がでた場合には、自己判断はせずに、お医者さんに必ず相談して欲しい。

防己黄耆湯の飲み方

防己黄耆湯は粉(顆粒)タイプと錠剤タイプの2種類がある。

基本的に、食前または食間に飲むものが多い。

「飲み忘れてしまったから、1回にまとめて飲もう!」なんてことは絶対にしないこと。
副作用が強くでる場合があるのだ。

薬局やネットで買えるの?

防己黄耆湯は、薬局やネットでも購入することができる
「コッコアポL」「和漢箋」などがそうだ。

「コッコアポL」とか「和漢箋」というのは商品名で、実はどちらも防己黄耆湯。
処方量が違ったり、粉か錠剤かが違ったりするだけで、ほとんど同じものだ。

値段は、約1,000円~3,000円くらい。
1,000円くらいのは、入っている錠数が少ない(日数も少ない)ので、お試しで購入してみても良いかもしれない。

こういう人は服用前にお医者さんに相談を!

下記のどれかに当てはまったら、お医者さんに必ず相談してから服用して欲しい。

  • お医者さんの治療を受けている(通院している)
  • 高齢者
  • 今までに薬などによって発疹・発赤、かゆみなどを起こしたことがある
  • むくみがひどい
  • 高血圧、心臓病、腎臓病である

防己黄耆湯の一覧