近年、脂肪肝と診断されてしまう人がどんどん増えてきている。
これには、メタボ人口が増えていることも関係してきている。

そんな中、脂肪肝対策として、漢方薬を上手に使って体質改善をするのが注目され始めた。

漢方薬は脂肪肝を治すというよりは、脂肪が溜まりやすくなった「体を変える」ことが目的。
体質改善によって、脂肪肝も改善しやすい体にするという改善方法なのだ。

では、具体的にどんな漢方薬が脂肪肝に効果があるのか、見ていきたい。

脂肪肝って?

脂肪肝とは、肝臓に脂肪がつくことではなく肝臓の内部に細かい脂肪滴(しぼうてき)が入り込んでくる状態だ。

写真で見ると、泡のように白く脂肪がたまって膨張したみたいに見えるようだ。

脂肪肝の原因や種類など、詳しいことは次の記事で紹介している。

脂肪肝に漢方がどう効果があるの?

漢方薬は脂肪肝を改善するのではなく、脂肪がたまりやすい体質の改善をするのが目的

脂肪は、肝臓だけでなく、皮下や血管にもとどまる。
そのため、脂肪肝になりやすい人は、食欲があり、脂肪がつきやすい体質の場合が多いのだ。

体質改善をしていくことで、脂肪肝も良い方向に向かうのだ。

脂肪肝に良いと言われている漢方は?

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

防風通聖散には、以下のような状態の人に効果があると言われています。

  • 食欲過多
  • のぼせ
  • 便秘
  • 太鼓腹
  • 蕁麻疹・湿疹

脂肪肝は、主に過栄養、肥満によるタイプの人が大部分
防風通聖散は、脂肪肝の人にうってつけの漢方というわけだ。

ただし、漢方薬は副作用が出ることがある。
体力のない人や、胃腸の調子が悪い人や、発汗が多い人は使用しないようにした方が良い。
また、心臓病、高血圧など循環器系に病気がある人は、お医者さんに相談するようにしてほしい。

大柴胡湯(だいさいことう)

大柴胡湯は便秘気味で、血圧が高くて、肩こりや頭痛、胃炎、肥満の人に効果がある。

また、メンタルケアの効果があることもポイント。
最近ストレスが溜まりがちで、イライラしたり、怒りっぽくなったりしがちな人は、大柴胡湯がオススメだ。

ただし、虚弱な人や体力が落ちている時は使用しないで欲しい。
あるいは、妊婦や持病がある人は、使用前に必ず医師に相談してから使用するようにして欲しいのだ。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

桃核承気湯は、便秘がちな人や、足腰が冷えてしまうような人に効果がある。

また、頭痛や肩こり、胃炎、肥満、のぼせがひどい人などにも効果がある。

「桃核承気湯」は、漢方の代表的な駆瘀血剤(くおけつざい)だ。

瘀血(おけつ)とは、微少血管の血流がわるくなって停滞することを言う。
「血の道」が良くないこと一緒なのだ。

頭痛、肩こり、めまい、以外にも女性は月経困難症だけではなく、産後の精神的不安にもこの桃核承気湯を使うこともあるらしい。

田七人参(でんしちにんじん)

田七人参は、糖尿病や高血圧、痛風、高脂血症、婦人病、更年期障害、貧血などがある人に効果があると言われている。

田七人参には、たくさんの成分が含まれている。
その中でもサポニンは、血液循環を良くしたり、高血糖を改善したり、肝機能や免疫力を高めたりする力が強い

しかし、本物の田七人参を食べるのはオススメできない(おいしくないので…)。
田七人参を摂りたい場合は、「白井田七」というサプリがオススメなのだ。

良かったら、試してみて欲しい。